BonCraft

2021/04/30 20:22


〜お手入れ メンテナンス方法、頻度は? 〜






【パイソンレザーのお手入れについて】



パイソンレザー(ヘビ革)は水気に弱いため、表面に水分が付着した場合は乾いたタオルで軽く拭き取り、陰干しで乾燥させてください。直射日光やドライヤーによる急な温度変化もパイソンレザーが劣化する原因となりますので、湿気が少なく直射日光が当たらないクローゼットの中での保管をおすすめします。


【メンテナンス方法について】

パイソンレザーは梅雨の季節や汚れが気になるときに、ブラシと併用した定期的なメンテナンスで品質を保つことができます。


1.柔らかな馬毛ブラシやタオルを使用し、鱗の流れに沿って全体を丁寧にブラッシングします。

2.目立たないところに爬虫類皮革専用クリームを少量塗ってテストします。

3.布に馴染ませた爬虫類皮革専用クリームを全体に薄く塗布します。

4.10分ほど置いてクリームを中まで浸透させます。

5.乾いた布で全体を優しく拭きあげます。

6.エチゾチックレザー専用のスプレーを全体にふきかけて乾いたら完成です。






【牛革のお手入れについて】



使い込むほど愛着の湧く牛革は丁寧なメンテナンスで長持ちさせることができます。ケアを怠ると表面にヒビ割れが起きるため、定期的なお手入れは欠かせません。直射日光やドライヤーによる急な温度変化も本革が劣化する原因となりますので、湿気が少なく直射日光が当たらない風通しの良い場所の中での保管が適切です。



【メンテナンス方法について】

牛革は2か月に1回の定期的なケアで美しく育ちます。メンテナンスを繰り返し行うだけで水染みを防ぎ、経年変化による艶と趣を長く楽しむことが可能です。


1.専用のブラシやタオルを使用し、ほこりを落としながら全体を丁寧にブラッシングします。

2.清潔な布にオイル(クリーム)を馴染ませ、全体に薄く塗布します。(ファスナーや引手部分のケアもおすすめです)

3.乾いた布で全体を優しく拭きあげます。

4.専用の袋に入れて風通しの良い場所で保管します。

※クリームの塗りすぎや過度なケアは革へ負担をかけます。





 【革の経年での変化(エイジング)でどうなる?】





時間が経つにつれて革の色や姿が変化することをエイジングと呼び、経年変化で色の深みと艶感が増し、個性のある独特の風合いに仕上がります。日常生活で付いた傷やシワがオリジナルティとして温かみを演出してくれるのも革製品の醍醐味です。丁寧なメンテナンスを加えるだけで10年後、20年後も愛される自分だけの特別なアイテムへと変化します。新品を購入したときからエイジングが始まり、暮らしや個性を反映した過程を楽しむことが可能です。